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資料


 

データの解析

 

1.データの代表値の推定平均値 中央値 最頻値

  

2.データの分布の推定データのばらつき---分散 標準偏差 標準誤差

 

3.データの検定

 

 得られたデータは偶然か、必然かを判定する

 

確率 Probability

 

 p値:帰無仮説が成立する確率

 

 

4.仮説が正しいかを検定する

 

一般的にp>0.055%以下) 

 

差がない確率 pが 5%以上           「有意差なし」 

 

p<5% 「差がない確率p」は5%以下ということで 「有意差あり」

 

 

5.データの評価

 

2群に差がない」という帰無仮説を立てて、データを集める。

 

2群間に差がない確率」を計算する。

 

 p<有意水準 「有意差あり」

 

 


 

Ⅱ 統計検定

 

1.統計検定「有意差があるか、ないか」の検証を行う

 

 

2.対立仮説

 

望んでいる仮説「2群に差がある。」

 

帰無仮説

 

比較する母集団の間には差はなく、観察された差は統計的な意味を持たないという仮説

 

検定を行うときに立てる仮説

 

2群に差がある」と予想されるが、「2群に差がない」と無に帰する仮説を設定し、その仮説の危険率を示す

 

 

3.検定 =統計学的帰無仮説検定

 

 帰無仮説を立て、得られたデータから、帰無仮説が成り立つかどうかを検証する

 

 

4. p値(Probability

 

 測定したデータが、偶然帰無仮説通りになる確率

 

すなわち対立仮説通りにならない危険率

 

  2群に、差が出ないケースが起きる確率

 

 

5.有意水準

 

 α帰無仮説を棄却するために、あらかじめ決めた確率水準

 

 5%、1%、0.5%と決めることが多い。

  分野によっても違うが、有意水準をそのまま数値で記載することも

 

統計学的statistical 有意差ありsignificance

 

 


 

p < 有意水準

 

  有意水準:*p<0.05 5%以下  **p<0.01 1%以下  ***p<0.005 0.5%以下

 

 「差がない確率」は有意水準以下である!

 

帰無仮説は棄却

 

1). 帰無仮説が棄却されたので、「有意差」がある。

 

   2) 実際には「有意差がない」にもかかわらず、たまたま事象が観察され、検定「有意差あり」となった場合。

 

 

外れ値

 

  データの主要な固まりから大きく外れたデータ。ミスである可能性もあるので、解析の前に外れ値のチェックを行うことは重要なプロセスとなる。

 

 

両側検定と片側検定

 

帰無仮説に方向性がある場合のみ、片側検定を使う。

 

 

自由度

 

統計的検定ではサンプルの大きさを表す「自由度」という基準を算出する。