北海道特別支援教育学会第16回釧路大会　開催要項

　　◆◆◆　第16回大会テーマ　「特別支援教育と不登校」　◆◆◆　　　
　
　PDF版　開催要項はこちら　→221020開催要項・北海道特別支援教育学会第16回釧路大会.pdf

1.趣　旨　　
子ども・青年一人ひとりの生涯発達とライフサイクルを見通し、教育・福祉・医療といった枠組みを超えて、北海道における「特別支援教育」を考える。

　　　　　　　　　　

2.日　時　　2022年11月23日(水・休日)　 10:00～15:30

3.会　場　　北海道教育大学釧路校　(オンライン併用)

4.主　催　　北海道特別支援教育学会

5.共　催 　   北海道教育大学

6.後　援　　北海道教育委員会、釧路市教育委員会

7.プログラム　　

■記念講演(10:00～12:00)　

「特別支援教育と不登校―自閉スペクトラム症の問題を中心に」

　　楠　　凡　之　氏　　(くすのき　ひろゆき　／　北九州市立大学教授)　

　発達障害児の不登校を発達障害による二次的な問題として、環境的な要因や個人的な要因との関係からその理解を深め、不登校や適応困難の生成過程から、つながる援助のあり方や、自閉スペクトラム症のライフサイクルにおける援助の留意点についてご講演いただきます。

【講師略歴】1960年生まれ。京都大学教育学研究科後期博士課程満期退学。専門は臨床教育学。日本生活指導学会理事、全国生活指導研究協議会研究全国委員、日本学童保育学会理事。著書に『虐待・いじめ　悲しみから希望へ』（高文研、2013年）、『自閉症スペクトラム障害の子どもへの発達援助と学級づくり』（高文研、2012年）、『気になる保護者とつながる援助』（かもがわ出版、2008年）など。
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■シンポジウム①　特別支援教育と不登校　(13:30～15:30)

　近年、障害のある子どもの不登校が増加傾向にあると言われている。その背景は、本人や家庭の問題、特別支援学校前から続く問題、就学相談等、多岐にわたっていると考えられる。しかし、実態を十分に把握されているとはいえない。そこで、特別支援学校や特別支援学級の不登校の実態を参加者と共有し課題を探る。

　話題提供者
　
　　田村　千波　氏　(北海道教育委員会スクールソーシャルワーカー)　 　　　　
　　　　　　　
　　小野川文子　氏　(北海道教育大学釧路校)

　　　　　　　
　　菊地　信二　氏　(幕別町福祉課社会福祉係ひきこもり支援アドバイザー)

　指定討論者　

　　奥田　裕幸　氏　(北海道立特別支援教育センター)

　コーディネーター　

　　小渕　隆司　氏　(北海道教育大学釧路校)

■シンポジウム②　これからの特別支援教育コーディネーターを考える(13:30～15:30)

　特別支援教育推進のキーパーソンとして特別支援教育コーディネーター（以下、コーディネーター）が指名されるようになり15年が経ったが、悩み、葛藤を抱えているコーディネーターも多い。そこで本シンポジウムでは、コーディネーターの現状と課題を確認する中で、参加者と「コーディネーターのこれから」について議論を深めたい。

　話題提供者　

　　矢口　　明　氏　(名寄市立大学)

　　　　　　　
　　犬養浩一郎　氏　(北海道釧路鶴野支援学校)

　　　　　　　
　　福田　　悠　氏　(北海道白糠養護学校)　

　
　指定討論者・コーディネーター　

　　田中　雅子　氏　(北海道教育大学釧路校)

■シンポジウム③　青年期の特別支援教育　(13:30～15:30)

　　多様な育ちの背景をもつ青年たちが学ぶ高校。学びの前提となる安心感のある「居場所」を確保し、就職・進学へとつづく移行期・移行後には、どのような支援が必要なのか。現状を確認し、青年期に求められる学校のあり方と教育・福祉を中心とした多職種連携について議論したい。

　話題提供者　

　　高橋　千枝　氏  (北海道釧路北陽高等学校)

　　　　　　　
　　高谷さふみ　氏　(社会福祉法人釧路のぞみ協会自立センター)

       斉藤　美香　氏　(札幌学院大学)

　指定討論者　
　
　　近藤　尚也　氏　(北海道医療大学)

　
　コーディネーター　
　
　　大川原　卓也　氏　(北海道釧路明輝高校)

　※北海道特別支援教育学会年次総会を　12：55～13：25　に会場・オンライン併用で開催します。

　※今大会は、ポスター発表を実施しません。

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問い合せ先　　
北海道特別支援教育学会第16回釧路大会事務局
(北海道教育大学釧路校・特別支援教育研究室)　

メール　sen.konsen2022アットマークgmail.com　

　

　会員専用ページ　(IDとパスワードについては事務局までおたずねください)