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日誌
2021年8月の記事一覧
パラの成績
連日パラリンピックのニュースが続いています。
前回のリオデジャネイロ大会からライブ配信が行われるようになりましたが、今回は日本でも視聴しやすい日中の放映なので、視聴者数も多いと思われます。多くの人々が、ワクワク感を共有できるというのは素晴らしいことですね。さてよくある質問から。
Q 連日WR(ワールドレコード)がたくさん出ているのですが、障害者のスポーツ大会はほかにないのですか?なぜこんなにたくさんのWRが出るのですか。
A 種目によって違いますが、多くは世界選手権なども開かれています。オリンピックと同様、公式の大会などで参加標準記録を突破した選手など一定のレベルの記録を出した選手だけがパラリンピックに参加できるので、レベルの大会になります。
特に今回は、コロナの影響で事前に国際大会などが行われなかったケースも多く、選手がパラリンピックにピーキングを持ってきたこととも相俟って、記録ラッシュとなっているのではないでしょうか。また国際的に「パラリンピックの価値」が高まり、選手のパフォーマンスの向上と用具開発などに、より力が入る(予算の投入なども含め)ようになってきていることも考えられます。さらに障害については、個々の状態の個人差が大きく、一人一人に合わせたトレーニング方法や用具についてオーダーメイドの取り組みや支援が必要ですが、これらのトレーニング方法や支援方法に関する各国の研究開発が進んできていることなども要因として考えられるのではないでしょうか。
もちろん、その背景には選手一人ひとりの地道な努力と競技への向き合い方があるのですが。
「まだまだ可能性がある(伸びしろがある?)スポーツ」ということができるかもしれません。
記事
●北海道新聞 2021年8月30日 朝刊 共生の理念レガシーに
前回のリオデジャネイロ大会からライブ配信が行われるようになりましたが、今回は日本でも視聴しやすい日中の放映なので、視聴者数も多いと思われます。多くの人々が、ワクワク感を共有できるというのは素晴らしいことですね。さてよくある質問から。
Q 連日WR(ワールドレコード)がたくさん出ているのですが、障害者のスポーツ大会はほかにないのですか?なぜこんなにたくさんのWRが出るのですか。
A 種目によって違いますが、多くは世界選手権なども開かれています。オリンピックと同様、公式の大会などで参加標準記録を突破した選手など一定のレベルの記録を出した選手だけがパラリンピックに参加できるので、レベルの大会になります。
特に今回は、コロナの影響で事前に国際大会などが行われなかったケースも多く、選手がパラリンピックにピーキングを持ってきたこととも相俟って、記録ラッシュとなっているのではないでしょうか。また国際的に「パラリンピックの価値」が高まり、選手のパフォーマンスの向上と用具開発などに、より力が入る(予算の投入なども含め)ようになってきていることも考えられます。さらに障害については、個々の状態の個人差が大きく、一人一人に合わせたトレーニング方法や用具についてオーダーメイドの取り組みや支援が必要ですが、これらのトレーニング方法や支援方法に関する各国の研究開発が進んできていることなども要因として考えられるのではないでしょうか。
もちろん、その背景には選手一人ひとりの地道な努力と競技への向き合い方があるのですが。
「まだまだ可能性がある(伸びしろがある?)スポーツ」ということができるかもしれません。
記事
●北海道新聞 2021年8月30日 朝刊 共生の理念レガシーに
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幻の観戦予定
できなかった観戦を惜しんでも仕方ありませんが、記録として残しておくことも重要かと思いますので、まとめておきます。
ちなみに、以下は当初のミニマムの予定で会場入りが確定していたもの、
追加の機会が、あれば増やす予定だったものです。
8月25日 会場入り
26日 車いすフェンシング
28日 車いすバスケットボール
29日 14:00-車いすラグビー
19:00-陸上競技
30日 車いすテニス
31日 5人制サッカー
9月2日 AM:カヌー
PM(17:00-):テコンドー
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幻のチケット登録サイト
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パラ観戦
今回のパラの画期的なところは、Live配信の量が確保されたことにあると思います。
テレビもそうですが、NHKのネット配信がスゴいですね。
ということで、こんな感じで視聴してます。
視聴中の動画⇒ 映像(10秒)
マルチ画面で多くの情報を手に入れることができるという点では、画期的だと思います。一方で、会場での観戦の空気感(競技者や観客との一体感やそれに伴う興奮度)の違いはいかんともしがたいものがあります。
今後(コロナ後)のあり方として、より気軽に競技観戦できるような、情報と環境の整備が必要だと思いました。
そのような機会を作ることが、障害のある方も含めより多くの国民がスポーツを身近に感じることにつながっていくのではないかと。
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パラリンピックが始まりました
本当は明日から現地入りをする予定でしたが、大会組織委員会から無観客の連絡があり、すべての予定がキャンセルに。
なんと、いつも海外まで行っていたパラリンピックを、自国開催なのにライブで見られないとは・・・。
その分なのか、新聞社からのコメントの取材が複数あり、以下に掲載されています。
いずれも1~2時間ほど電話でしゃべったウチの「一言」なので、どの部分を切り取ったのか・・ということなのですが・・。だいたいが、記事最後の「まとめ」に使われているようです。
●読売新聞 8月19日 夕刊 スポーツ挑戦パラが後押し
●北海道新聞 8月24日 朝刊 障害者スポーツの場 整備期待
●毎日新聞 8月25日 朝刊 パラ上昇の57年 ハイテク格差顕在化
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●北海道新聞 2020/10/3 大会、教室再開 笑顔の秋 名寄、鷹栖、札幌 取り組み続々
●北海道新聞 2020/8/24 コロナ禍 パラ選手強化苦悩 開幕まで1年
●北海道新聞 2020/7/22 朝刊 コロナ禍と障害者スポーツ 練習の地域格差解消を
●毎日新聞 2020/5/25 朝刊 パラ団体細る資金 欧州は共生進む
●北海道新聞 2020/8/24 コロナ禍 パラ選手強化苦悩 開幕まで1年
●北海道新聞 2020/7/22 朝刊 コロナ禍と障害者スポーツ 練習の地域格差解消を
●毎日新聞 2020/5/25 朝刊 パラ団体細る資金 欧州は共生進む
その他の情報はこちら
http://hokutoku.net/jootq57y0-173/#_173
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