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2021年9月の記事一覧

パラ最終日に思う

今日で東京パラも最終日。
今回も素晴らしいドラマがたくさん生まれました。
毎回思うのは、「断然オリンピックより面白い(あくまで個人の感想です)」ということ。
パラロスになる方も多いのでは、、と。

しかし、1998の長野パラを知っている身からすると、まさに始まりの終わりであって、これからが本当の勝負という気がしています。
あのときも、「これで日本の障害者のスポーツ環境は変わる」と関係者はみな思ったに違いないのです。確かに、その後、少しは社会が変化したような気はします。しかし潮が引くように、マスコミの取材はなくなり、社会の話題からも遠ざかりました。
気がつけば、周りにいるのはもともと関係していた人たちだけというような、、。
当時を知る関係者は皆「長野の轍は踏むまい」と思っているに違いありません。

草の根の活動をしっかりと根付かせること、、、派手なメダル争いとは違い、地道な取り組みですが、それこそが本当のレガシー(遺産)なのだと思います。

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