投稿日時: 2018/02/27
senga
A.北教大札幌校の特別支援教育専攻では、小学校2種と特別支援学校1種の教員免許が必修のため、卒業するためには取る必要があります。
(免許領域は知的障害、肢体不自由、病弱)
多くの特別支援学校(養護学校等)は、小学部・中学部・高等部が設定されていて、教育実習でどの部に配属されるかは、実習校が決める事になります。
将来、中学校か高校の先生になるとしても、6歳から12歳の小学校の段階を勉強し、実際に実習を通して接してみると、中学生・高校生を見る目も変わってきます。
例えば、中学生を前にして「今は声変わりもして少し背伸びをしているけど、数年前は小学生だったんだな」と分かり、小学校の担任の先生からの引き継ぎ資料を読んだ時にも、具体的なイメージを伴って理解できるでしょう。
また、中学生や高校生であっても、学習の遅れが生じていて、小学校の教科学習が必要になる場面が必ず出て来ます。
その時に、特定の教科免許しか持っていない先生では指導が難しくても、小学校の全教科を教えられる先生がいれば、より効果的な教育ができるというメリットもあります。