札幌キャンパス情報

知的障害児の運動・認知特性 講義の様子

知的障害児の運動・認知特性の講義では、受講する学生さんの希望に合わせて毎年講義内容を少しずつ変えています。

昨年は、グループワークを中心に、漢字の学習方法や靴紐をしばる練習方法について学びました(昨年のブログ参照)。

今年は、家庭科専攻、音楽専攻、アウトドア専攻の学生さんが受講してくれているので、それぞれの得意を活かした実習を行います。

                                  実習内容を考える学生さんの様子

学生さんが子ども役と教師役に分かれて、模擬授業を行います。
演じる子どもの特徴や性格も学生さんが考えます。
 「ADHD(3分に1回離席)」
 「自閉症(丸いものが大好きで、スケジュール変更が苦手)」
 「分娩麻痺(片手が動かない)」
 「視覚障害(視野が狭い)」
 「診断無し(非協力的)」
 「診断無し(リーダー的存在)」

教師役の学生さんは、子どもの特徴に合わせた教材作りや、性格に合わせた環境作りをしています。


                                    音楽グループの様子

子どもに合わせて、リコーダーの調を変えたり、伴奏を変えたり、楽器を変えたりしていました。
どんな実習になるか、楽しみです!

12月12日 調理実習
1月16日 音楽演奏会
1月30日 アウトドア実習

特別支援専攻のプレールームで実施していますので、お時間ありましたらのぞきにきてください!