日誌

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パラ最終日に思う

今日で東京パラも最終日。
今回も素晴らしいドラマがたくさん生まれました。
毎回思うのは、「断然オリンピックより面白い(あくまで個人の感想です)」ということ。
パラロスになる方も多いのでは、、と。

しかし、1998の長野パラを知っている身からすると、まさに始まりの終わりであって、これからが本当の勝負という気がしています。
あのときも、「これで日本の障害者のスポーツ環境は変わる」と関係者はみな思ったに違いないのです。確かに、その後、少しは社会が変化したような気はします。しかし潮が引くように、マスコミの取材はなくなり、社会の話題からも遠ざかりました。
気がつけば、周りにいるのはもともと関係していた人たちだけというような、、。
当時を知る関係者は皆「長野の轍は踏むまい」と思っているに違いありません。

草の根の活動をしっかりと根付かせること、、、派手なメダル争いとは違い、地道な取り組みですが、それこそが本当のレガシー(遺産)なのだと思います。

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パラの成績

連日パラリンピックのニュースが続いています。
前回のリオデジャネイロ大会からライブ配信が行われるようになりましたが、今回は日本でも視聴しやすい日中の放映なので、視聴者数も多いと思われます。多くの人々が、ワクワク感を共有できるというのは素晴らしいことですね。さてよくある質問から。

Q 連日WR(ワールドレコード)がたくさん出ているのですが、障害者のスポーツ大会はほかにないのですか?なぜこんなにたくさんのWRが出るのですか。

A 種目によって違いますが、多くは世界選手権なども開かれています。オリンピックと同様、公式の大会などで参加標準記録を突破した選手など一定のレベルの記録を出した選手だけがパラリンピックに参加できるので、レベルの大会になります。
特に今回は、コロナの影響で事前に国際大会などが行われなかったケースも多く、選手がパラリンピックにピーキングを持ってきたこととも相俟って、記録ラッシュとなっているのではないでしょうか。また国際的に「パラリンピックの価値」が高まり、選手のパフォーマンスの向上と用具開発などに、より力が入る(予算の投入なども含め)ようになってきていることも考えられます。さらに障害については、個々の状態の個人差が大きく、一人一人に合わせたトレーニング方法や用具についてオーダーメイドの取り組みや支援が必要ですが、これらのトレーニング方法や支援方法に関する各国の研究開発が進んできていることなども要因として考えられるのではないでしょうか。
もちろん、その背景には選手一人ひとりの地道な努力と競技への向き合い方があるのですが。
「まだまだ可能性がある(伸びしろがある?)スポーツ」ということができるかもしれません。

記事
北海道新聞 2021年8月30日 朝刊 共生の理念レガシーに           
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幻の観戦予定

できなかった観戦を惜しんでも仕方ありませんが、記録として残しておくことも重要かと思いますので、まとめておきます。

ちなみに、以下は当初のミニマムの予定で会場入りが確定していたもの、
追加の機会が、あれば増やす予定だったものです。

8月25日 会場入り
  26日 車いすフェンシング
  28日 車いすバスケットボール
  29日 14:00-車いすラグビー 
     19:00-陸上競技 
  30日 車いすテニス
  31日 5人制サッカー
9月2日 AM:カヌー  
             PM(17:00-):テコンドー 
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幻のチケット登録サイト
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パラ観戦

今回のパラの画期的なところは、Live配信の量が確保されたことにあると思います。
テレビもそうですが、NHKのネット配信がスゴいですね。
ということで、こんな感じで視聴してます。

視聴中の動画⇒ 映像(10秒)



マルチ画面で多くの情報を手に入れることができるという点では、画期的だと思います。一方で、会場での観戦の空気感(競技者や観客との一体感やそれに伴う興奮度)の違いはいかんともしがたいものがあります。
今後(コロナ後)のあり方として、より気軽に競技観戦できるような、情報と環境の整備が必要だと思いました。
そのような機会を作ることが、障害のある方も含めより多くの国民がスポーツを身近に感じることにつながっていくのではないかと。

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パラリンピックが始まりました

本当は明日から現地入りをする予定でしたが、大会組織委員会から無観客の連絡があり、すべての予定がキャンセルに。

なんと、いつも海外まで行っていたパラリンピックを、自国開催なのにライブで見られないとは・・・。

その分なのか、新聞社からのコメントの取材が複数あり、以下に掲載されています。
いずれも1~2時間ほど電話でしゃべったウチの「一言」なので、どの部分を切り取ったのか・・ということなのですが・・。だいたいが、記事最後の「まとめ」に使われているようです。

読売新聞  8月19日 夕刊 スポーツ挑戦パラが後押し                     
北海道新聞 8月24日 朝刊 障害者スポーツの場 整備期待                   
毎日新聞  8月25日 朝刊 パラ上昇の57年 ハイテク格差顕在化                
=========  
●北海道新聞 2020/10/3           大会、教室再開 笑顔の秋 名寄、鷹栖、札幌 取り組み続々
●北海道新聞 2020/8/24             コロナ禍 パラ選手強化苦悩 開幕まで1年
北海道新聞 2020/7/22  朝刊 コロナ禍と障害者スポーツ 練習の地域格差解消を 
毎日新聞  2020/5/25  朝刊 パラ団体細る資金 欧州は共生進む                   

その他の情報はこちら
http://hokutoku.net/jootq57y0-173/#_173
  
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オンライン就職支援

4月16日以下のような相談を実施しました 

10:00-10:20
・前日19:00に時間調整
・エントリーシートの内容に関する個別相談を実施

16:40-17:00
・教採自己推薦書の内容に関する個別相談を実施
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卒業生の就職支援

毎年行っている特別支援教育専攻生のための特支スペシャル
今年は新型コロナの影響で、3月6日の予定が流れ、4月14,15日に分散して人数を少なくして実施、、の予定も、、共同緊急声明のため実施できなくなり、やむなくzoomを使ってwebで実施となりました。
気持ちを切り替えてポジティブに行きましょう!



2日間で20人近くの学生がアクセスし、情報を共有しました。こんなときこそ力が試される、、ということで、”多様な支援方法”を学ぶ学生だからこその取り組みを発揮できるのではないでしょうか。
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パラリンピック最終日

多くの人が様々な思いを胸に抱きながら、パラリンピックも最終日を迎えました。
私はといえば、一足早く帰国し、TVで観戦しています。

【マスコミの報道が増えた】
 パラリンピックについては、これまでほとんど映像を見ることができませんでしたが、リオ大会位から報道も増えてきました。今回は時差もなかったこともあり、オリンピックに比べれば少ないものの、Liveで見ることができた点はかなり画期的なことだったと思います。
 ただ、視聴率はやはりそう高くはないようです。障害者のスポーツに対して馴染みがないということがあるかもしれません(端的に言えば人気がない、面白さが伝わっていない)。その意味で、最近多くみられるようになってきた「障害者スポーツの体験会」は意味があるかもしれません。
 また何より、障害のある人・子どもと一緒にスポーツを楽しむ体験(インクルーシブ体育・スポーツ)により、自然と興味もわくようになるということもあるのではないかと思うのですが、残念ながら日本ではまだ「一緒に体育を行う体験」をした人は少ないということもあると思います。
 一方、報道により、様々な障害のある人々が、スポーツを楽しむことができるという認識が広がれば、身近な障害のある人々に対する”様々な思い込み(主にネガティブなできるはずがないという考え)"も変わり、これまで制約の多かった生活も広がりをみせるかもしれません。つまり報道と観戦の広がりは、障害児者を含めた多くの人々の体育・スポーツ参加と相互作用の関係にあるわけです。
 その意味で、パラリンピックの視聴率は、インクルーシブな社会形成の一つのバロメータといってもいいのかもしれませんね。

【身近に感じたピョンチャンパラの課題】
 今回、いくつかの種目・時間帯で観戦チケットが手に入らず、感染をあきらめざるを得ないケースがありました。
韓国の発表では「史上最高の切符販売率」だったといわれていますが、チケットが手に入らなかった競技でも、空席が目立つ会場もありました。
・海外割り当て分が少なかったことと、販売作業の遅れ
・切符の企業や学校に配って(買い取りを含む)しまった
などが指摘されていますが、実は同じことが1998のパラリンピック長野大会の時も、指摘されていました。報道により盛り上がった人々が、切符を購入しようと思っても売り切れで手に入らなかったのに、テレビでは空席が目立つ会場が映し出されて、批判が起こったのでした、、。
 韓国の関係者もその点は、今後の課題である(聞き取り)と、認めていました。

 ロンドン大会で、実質的に会場が埋め尽くされていたことを考えると、「社会の成熟度」とも関係するのでしょうか。日本にとっても今後の課題であることは間違いないでしょう。

韓国チームが出る人気のカードは売り切れもあったが、日程によっては、会場の切符売り場で当日券が買えるものも。


子どもたちで埋め尽くされる会場。学校単位で教員に引率されて見に来ている。
Education Programとして、これまでも子どもの招待はあったが、今回はケタ違いの多さだ。
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ピョンチャン・パラリンピック

ピョンチャン・パラリンピック

今回は、アイスホッケー、カーリング、クロスカントリーの会場に足を運びました。
また韓国パラリンピック委員会事務局長のヘジャ・チュン先生と会合。
非売品のパラリンピック・ピンバッジセットを贈呈されました。




日本チーム・ベンチの様子

パラ・スポーツなどの名称で呼ばれるようになった障害者(の)スポーツであるが、やはり何となく「特別なスポーツ」のイメージがあるのではないだろうか。だが現地でいつも感じるのは、選手は国際レベルという意味で特別なスポーツの競技会に参加し、戦っているというだけで、"特別なスポーツ”をしているわけではないという点である。
確かに凄い戦いである。だが、そこに"障害という特別感"はない。戦って勝ち、戦って負ける。勝って喜び、負けて悔しがる。ある意味、私たちが見慣れたスポーツのドラマがそこにある。




今回、日本チームは参加していませんでしたが、競技と競技会場の視察をしました


右:韓国パラリンピック委員会・事務局長・全恵子(チュン・ヘジャ)先生

「1988の夏のソウル大会により、夏季のスポーツへの取り組みが広がった。30年がたち今回、冬季の大会を行ったことで、これから冬のスポーツへの取り組みが進むことになると思う。今後カーリングセンターを2か所、ホッケー会場も増やす予定である。」長らく韓国の障害者スポーツに第一線でかかわってこられたヘジャ・チュン先生のことばである。認識が広がること、取り組む人が増えること、まさにオリ・パラのレガシーである。韓国のこれからに注目です。
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夏のゼミキャンプ

今年も昨年に引き続き
夏のゼミキャンプを支笏湖野営場で行いました。
(障害児・者の野外活動体験支援のための研修・・デス)
で、ポイントは、自分たちが楽しむことデス。


テントを張り終えしばしくつろぐ


レク体験


キャンプの計画書?


冷たい水もなんのその?


定番のバーベキューとともに、燻製やダッジオーブン料理などなど野外活動料理に挑戦
火おこしも昨年の経験をもとにうちわなど使わずに一発点火できるようになりました

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札幌 障がい者スポーツふれあいフェスタ

札幌市の障がい者スポーツふれあいフェスタに、ゼミ(3-4年)・特士専攻生の皆さんと参加しました。

アンプティーサッカー体験


車いすバスケ選手でもある2年生の碓井さんらと車いすバスケット体験会


特士の体育館で毎週練習をしているフェンシングチームの体験ブースで


私も久しぶりにフライングディスク(アキュラシー)に挑戦
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福祉村ワークキャンプ

8/9-10
今年もゼミ生ほかの皆さんと北海道福祉村のワークキャンプに参加しました。




夜は遅くまで利用者の皆さんたちとカラオケなども楽しみました。
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教採ご苦労さん会+α

今年も教採(二次試験)が終わり何はともあれ、お疲れさま!


安井研3-4年生と札幌のビアガーデンで打ち上げ


でOBのIさんも駆けつけてくれて、併せて、お誕生日も祝ってもらいました。
みなさんありがとう!
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ゼミクリスマス/忘年会

今年最後のゼミは、年末スポーツ大会(ボッチャ)と
クリスマス会でした(実践体験学習デス!?)


赤チーム最後の大逆転で勝利!


優勝賞品授与

後半はクリスマス会
たこ(ウィンナー・チーズ)焼きと手作りケーキで

ケーキ作り班


たこ焼き班 みんな真剣です


成果物








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