日誌

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パラリンピックの持つ力

とある総合病院の待合室でのこと。(さきほど実際に見聞きしたお話です)
NHKの放送が流されているため、連日のパラリンピックの映像を必然的に見ることになる。

おばあちゃんたちの会話
「今朝テレビでやってたんだけど、すごいもんだねえ。なに、義足っていうのかい。足がないのに10秒とか11秒とかっていう記録で走るんだねえ。」
「でも痛いんだろうねえ。」
「いやいや、普通の人よりずっと早く走るんだよ。」
「・・・・・・」

ちょっと噛み合わない会話が交わされてはいましたが、いままで最も「障害者スポーツ」とは縁遠かった層が、結果的に視聴することになり、その意識に変化をもたらしつつあるのは、大きな意味を持つのではないかと思います。

おそらく全国の病院の待合室で、このような光景が繰り広げられてのではないでしょうか。
そして、どれほど多くの高齢者、障害のある方々の気持ちに変化をもたらしたことでしょうか。

いくつになってもやればできる。これまで自分たちとは違う「能力の劣った人」としか認識していなかった人々が、とてつもない活躍をしている世界。

超高齢社会を迎えた今、パラリンピックは、単に障害者のためにあるのではなく、”国民の活力”そのものを変える力にもつながっているかもしれません。

関連情報
スポーツ庁 オリンピック・パラリンピック教育の推進
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リオ・パラ

リオ・パラに思う

ついにこの時が来ました。
パラリンピックのことではありません。
その報道のことです。

いつもは現地で取材しているパラリンピックですが、今回は日本国内で観戦しています。
注目はNHKによるLIVE映像。これまで開会式や注目の決勝戦(深夜に行われたアイススレッジホッケー決勝戦など)以外、ほとんどLive映像はなく、非常に限られた情報しかなかったのですが、今回はNHKの総合でオリンピック並みの放映が行われています。

多くの国民が、競技の面白さやパフォーマンスのすごさに驚いているのではないでしょうか。

このような放映を通して、障害者のスポーツが「ふつーのこと」になっていくと良いですね。
少なくとも、ほとんど全く情報がなかったこれまでに比べれば、本当に画期的なことだと思います。

なんとなく、現地取材の役割も卒業?、、という気がします。
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福祉会

今年もyasui研ゼミOBによる福祉会がガトキンで開かれました。
今年来られなかった方も、来年は是非!

まずはアルコールなしで、夕食会


夕食を挟んで、「交流検討会」職種を超えた貴重な意見・情報交換が進みました。


参加者(の一部)


朝食もおいしかったです。温泉入って今年も解散。
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最終日




最終日は、ドナースマークの余暇センターで所長(以前ディスコの取材でお世話になったときは副所長)のレカートさんに出版報告をしてから、次回の調査の打ち合わせ。

ニーダーザクセンからベルリンへの移動を挟み、駆け足の6日間でしたが、お世話になった皆さんにお会いでき、また取材と次回の打ち合わせもできて、とっても中身の濃い数日間でした。
Danke sehr!
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フレーミングと統合スポーツクラブ




18日は、朝からフレーミング基礎学校を訪問。
校長先生にも出版報告と本の内容を簡単に紹介しました。
昼から州の会議があるとかで、「ウチの学校の実践が日本でも紹介されたことを報告する」
といって、本の内容をメモしながらお出かけになりました。
昼過ぎまで、打ち合わせや、新しくなった体育館でのスポーツ授業などを取材して移動。

夕方からSGHの「統合運動の集い」に行き、イボンヌさんにも報告とお礼。

それにしても、相変わらず大きいです。。。

活動もしっかり記録してきました。
おもしろい活動も取材できて、、早速キンダーぷらっつでも使ってみようと思います。
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