札幌キャンパス情報

札幌キャンパスの情報

ブランコ@キンダーぷらっつ

毎月1回開催している運動遊びの様子をお伝えいたします。

★ロープにスポンジを巻いて即席ブランコ(動画は音楽が流れます)
 しっかりロープを握ったり
 細くて不安定なスポンジに座ってバランスを取ったり
 タイミングよく足を動かしてこいだり
 いろいろな運動の力を使って上手に遊んでいます!
 身近にあるもので遊具を作ると、普段はあまり使わない体の力を引き出せますね。




★ブランコの練習
 ○すぐ手をはなしてしまう⇒握る力が弱いor鎖の揺れ合わせて力を入れられない
  手や腕にどうやって力を入れるとよいのかわからないのかもしれません。
  タオルでの綱引きや手押し相撲などで、手と腕に力を入れる練習をしてみてください。

 ○足でこげない⇒足を動かすと姿勢が崩れてしまうor足を動かすタイミングがわからない
  ブランコは足だけでなく全身を動かして漕ぎますが、腹筋や背筋の力が弱いと上手くできません。
  また、揺れる不安定な場所では全身を滑らかに、タイミングよく動かせないことがあります。
  椅子に座って足をぶらぶらしたり、平均台に座って両足をぶらぶらさせる練習から始めてみてください。

池田千紗
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性の問題についての講演会に参加してきました

 札幌校の池田です。年度末の3月26日、第4回日本発達系作業療法学会に参加してきました。
 基調講演のテーマは「矯正教育からみた性の問題行動の特徴と支援」で、児童精神科医の宮口幸治先生がお話してくださいました。
 札幌校では卒論で知的障害児・者の性や、発達障害児・者の性について研究している学生さんが毎年おり、社会的にも学生さんにとっても感心のあるトピックです。


 性の問題と一口に言っても、「性の加害」「性の被害」「性のマナー」など区別が必要で、背景には認知機能の弱さ(見る力、聞く力、想像する力」があり、加害の背景にはイジメがある場合が多いことなどを学んできました。相手の気持ちを考える、自分の気持ちを伝える、気持ちを押し付けずに我慢するなど、「気持ち」の問題ではなく、「気持ちを伝え合うコミュニケーション」「情報の選択や抑制に関わる認知機能」への支援が大切だと感じました。
 また運動の不器用さもイジメや自己認知の歪みを引き起こし、性の加害者、被害者になてしまうお子さんもいるそうです。運動課題を用いて気持ちのコントロールや対人コミュニケーションを学べるようなプログラムは効果がありそうです。

 今回学んだことを新年度の講義にも活かし、認知機能や社会性のアセスメントに基づく適切な支援が必要であることをしっかり伝えていこうと思います。

 少し足を伸ばして宮島へ~エネルギーをもらってきました~

池田千紗
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卒業式

平成27年度学位記授与式が行われました。

特別支援教育専攻生23名と大学院生1名が卒業、修了しました。
みなさん、おめでとうございます!



なお本専攻の加藤つくしさんが、成績優秀者として学生表彰を受けました。


授与式後のパーティー

 必要に応じてダウンロード
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 授与式
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  パーティー
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 ゼミ写真
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4年生の卒論発表(審査)会が無事に終わりました

2月5日、札幌校特別支援教育専攻の4年生が、大教室を使って卒論発表会(審査会)に参加しました。

1年生から4年生まで88名が出席し、教員6名も合わせて94名が308教室に集まり、各人の発表・質疑応答(計10分)を行い、朝10時から15時半頃までかかりましたが、無事に終わりました。

3年の4月からゼミに入って2年間、それぞれ独自に取り組んできた卒業論文です。

はやい人は、1年生の個別臨床の活動でかかわったお子さんの指導をまとめて、分析・考察したので4年間の成果が実を結んだことになります。

この学年はとても横のつながりが強く、教員採用試験の対策でも、教員との練習の他に、自分たちで自主的に集まって面接や集団討論の練習を重ね、高い合格率を達成しました。

これから社会に出ても子どもから学び、保護者から学ぶという姿勢を忘れずに、人生を歩んで行ってほしいと思います。

また1年おきに、札幌校で7月に開催している北海道特別支援学会に参加しに来てくれたり、大学に顔を出して近況を語ってくれるのを楽しみにしています。
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テント内に作ったボールプール


 月に1度の地域支援活動の運動遊び「キンダーぷらっつ」では、家族用テントにカラーボールを1000個ほど入れて、「ボールプール風の秘密基地」を作るのが恒例になっています。
今回は、そこに本物のボールプール用の枠が届きました。
テントにもサイズがちょうど良かったので、カラーボールを約2000個も入れる事ができました。

 ボールプールは、普通に買うとかなり高額な遊具ですが、テントは安井先生が自宅用を持参したところから始まり、ボールを数百個ずつ1年ごとに買い増し、そして4年目になってついに秘密基地風のボールプールが完成したのです。
子ども達は大喜びで、テントのチャックを閉めればボールプールで活発に遊んでも、外にボールがこぼれる事もありません。
 
 トランポリンやクライミングなどのダイナミックな動きはありませんが、少し疲れた体を休めたり、大人数が苦手な恥ずかしがり屋さんの子どもが集まって、ボールに体を沈めて遊んでいます。

 キンダーぷらっつは、札幌校の授業とも連動し、授業で遊具配置を計画したり、遊び方を試したり、学生にとっても様々な経験を積める場所になっています。
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