②大学院研究科等における中核的な教職員(特別支援学級担当教員、通級による指導の担当教員、特別支援教育コーディネーター、養護教諭、特別支援教育支援員、スクールカウンセラー等)に対する発達障害に関する高度で専門的な知識を習得するための研修プラグラムの開発及び実施
(ⅰ)到達目標及び取組概要
特別支援教育の理念や背景等の基本的な事柄を理解するとともに、発達障害の理解や対応、学校で行われている特別支援教育の実際と効果的な支援内容や方法等について理解を深める。特にスクールリーダ養成を標榜する教職大学院にあっては、すべての学生が特別支援教育や発達障害に関する基本的な知識や理解を深め、学校における特別支援教育の推進役となれるよう、本講義および、演習、フィールドワーク、「特別支援教育コーディネーターの役割と課題」を通して、人材の育成を図る。さらに現職教員の「発達障害」に対する理解と支援方法に関する研修を通して、様々な理由で学習に躓きを持つ児童生徒への適切な対応についての理解を深める。またこうした基礎的な知識をベースに、教室及び校内での合理的配慮への積極的な取り組みを促す。
(ⅱ)プログラム内容 1)
科目名 | 履修年次 | 専攻 | 履修要件 | 主な授業形態 |
特別支援教育の理解と対応 | 大学院1年次 | 高度教職実践(教職大学院) |
| 講義および演習 |
内容 | ||||
<講義の目標> 特別支援教育の理念や背景等の基本的な事柄を理解するとともに、発達障害の理解や対応、学校で行われている特別支援教育の実際と効果的な支援内容や方法等について理解を深める。 特にスクールリーダ養成を標榜する教職大学院にあっては、すべての学生が特別支援教育や発達障害に関する基本的な知識や理解を深め、学校における特別支援教育の推進役となれるよう、本講義および、演習、フィールドワーク、「特別支援教育コーディネーターの役割と課題」を通して、人材の育成を図る。 <講義計画> (到達目標) 1 特別支援教育の理念、背景について理解する。 (具体的講義内容) ・ オリエンテーション ・発達障害の理解(障がいってなあに) ・子どもの発達と支援(発達を規定する諸要因) ・発達障害の理解②(注意欠陥多動性障害,その他の発達障害) ・発達障害の理解③(広汎性発達障害) ・アセスメントの理解(観察法、面接法、検査法の理解と活用) ・成人期の発達障害に関する理解を含む |