札幌キャンパス情報

札幌キャンパスの情報

札幌校の特別支援教育専攻Webオープンキャンパス情報

2020年8月に予定されていた札幌校のオープンキャンパスが対面式では中止となりました。今年は構内を案内する専攻ツアーをYouTube動画にまとめるなど、札幌校の特別支援教育を紹介するオーキャンのページを開設しました。
ぜひご覧ください!
札教 特別支援専攻のWebオープンキャンパスWeb
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卒業生の様子を紹介♪

今回の記事では、札幌校の特別支援教育専攻の卒業生の様子をご紹介したいと思います♪
第1回目(何回までできるかは不明です・・・)は支援学級で働く先輩です!

★2017年卒業 A先輩


★勤務先 
 小学校特別支援学級
★初ボーナスで買ったもの
 特に何も買ってません(ボーナスに喜ぶ余裕が無かった)
★専攻のおすすめポイント
 先生方が優しくて、良い意味で学生との距離が近いから、分からないことがあったらすぐに聞けるところ。
★社会人生活の感想
 大学を卒業してから、年々体力が無くなり、金曜の夜はもう疲れ果てています…。元気な高校・大学のうちに勉強も遊びも何でもやっておくことをオススメします。


A先輩は、卒業後も毎月の勉強会で顔を合わせています!
子どもの指導で困ったときは大学に顔を出したり、連絡をくれたり、一緒に指導方法を考えることもあります。
卒業後もずっとつながっていられるところが、本校のおすすめポイントですね♪

社会人生活の感想では、体力の衰えを感じるということで・・・
学生時代から体力づくりは大切ですね~


次回も(いつかな?)お楽しみに!
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知的障害児の心理生理病理

☆講義の紹介
知的障害児の心理生理病理は、専攻生は1年生後期に受講します。
知的障害児や知的障害を伴う発達障害児の特性、評価方法、指導方法などを学びます。
また運動発達、認知発達など人がどうやって様々な力を身につけていくかを学び、発達段階に則した指導を考えていきます。

先日行った試験では、事例についてどのように解釈し、どのような指導や配慮を行うかを考えてもらいました。
解答のポイントを書きますので、参考にしてみてください。

☆姿勢の発達と手の運動
・姿勢が安定することで上肢で支える必要がなくなり、自由に動かすことができる
・頸部(首)が安定することで、見たい方向を向いたり、目を自由に動かすことができるようになる
・抗重力姿勢を保つことができるようになることで、目と手を協調させることができるようになる→正確に手を伸ばすことができるようになる(はじめはつかむだけだが、少しずつ目的の場所でタイミングよく離せるようになる
・抗重力姿勢を保てるようになることで視野が広がり外界への興味が沸いたり、手を伸ばして物をつかみたいという気持ちが育つ、またバランスを取ることではなく外界へ注意を向けやすくなる

☆5才2ヶ月のお子さんへの遊びや指導
・粗大運動は協調的なもの、注意の分散や四肢の分離の必要ない運動はできている
・指先の運動は、よく見る:注意の焦点化や集中、両手の動作の必要のないことはできているが、細かいコントロールは難しい
・このお子さんの課題は注意のコントロールであり、じっと見ることや、じっと聞くことの難しさが予想され、そのため言葉の発達が遅れている可能性がある
・保護者に対しての愛着形成はできていると考えられるので、言葉の発達をう促す遊びを通してコミュニケーションの力を育て、お友達とも遊ぶことができるようにしていく必要がある

☆ASDのお子さんへの配慮
・シングルフォーカス、セントラルコヒーレンスの影響で、話している人から人へ注意をあちこちに向けたり、研修のエピソードをつなげあわせて思い出すことが難しいと考えられる。
・配慮の例・・・話し合いの内容を視覚的に提示する、関連図等を用いて文章をまとめる、PC入力にする、音声入力にする、清書する役割を決める など

☆ADHDのお子さんへの配慮
・遂行機能がうまく働かないことで、片付けの手順がわからない→手順書の作成など
・報酬系がうまくはたらかないことで、片付ける意欲が沸かない、達成感を感じられない→ショートゴールを設定
・注意のコントロールが苦手なことで、落としていても気がつかないことがある→時間ごとに机の周りをチェックする
・友達とのトラブルについては、怒らないことや言葉で伝える方法を練習する必要があるが、まずはトラブルになる状況を回避できるように配慮することが大切
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令和元年度 札幌校・卒業論文テーマ一覧

202025日に教員6名を含む87名が参加して、卒論審査会が行われました。

23人の4年生から卒業論文の報告があり、学生や教員との質疑応答を行いました。

今年のテーマは以下の通りです。自分なりに関心をもったテーマを探求しました!

 

小学校の交流教育における教師の役割に関する研究:インタビュー調査を通して

 

協調運動が苦手な幼児に対するなわとび指導

 

対人関係に困難を抱える発達障害児に対するSSTの検討

 

回想法を用いた活動の効果と必要な配慮について

 

学校現場における性的マイノリティに係る児童に関する取り組みの現状と課題について

 

障害者雇用率制度における一考察:2014年と2018年における比較を通してみえる障害者雇用状況の現状と課題について

 

肢体不自由児をもつ母親の子育ての現状と養育態度に影響を及ぼす要因の考慮:被養育態度との関連から

 

脳性まひ児の算数の解き方とインフォーマル算数・認知機能の関連

 

発達障害児の保護者支援について

 

札幌市の私立幼稚園における特別支援教育

 

こだわりの強い幼児の保護者支援の検討:子どもと保護者のパッケージ指導を通して

 

トゥレット症候群の小学生男児の文章音読時における眼球運動について

 

知的に遅れのある同時処理優位な小学2年生女児へのひらがな指導

 

知的障害がある生徒の情報機器の利用に関する実態調査

 

漢字習得に困難を示す小学男児の反復練習の効果についての検討

 

バイリンガルの小学年生女児への漢字指導:同時的方略を用いたかるた遊びを通して

 

同時処理優位の中学2年生に対する英語読み指導:ローマ字読みをベースとした指導を通して

 

中学校教師の特別支援教育への意識に関する研究

 

高等支援学校等における運動部部活に関する調査

 

教員養成課程の学生の障害理解を構成する「認識」「態度」に関する検討

 

 

授業に人は必要か?:大学生を対象にした説明場面視聴中の視線パタンと理解度の比較から

 

自閉傾向のある大学生における「語り」について:逆行性推論に焦点を当てて

 

大学生を対象としたきょうだい支援プログラムの開発と実施に関する研究

 

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みんなのあそび場の様子

専攻の体育館でみんなのあそび場を開催しました!
肢体不自由のあるお子さんが4人遊びに来てくれて、ブランコ、トランポリン、ボールプールなどの遊びなどを行いました。

入学してから2ヵ月半の1年生が中心にプログラムを考えて、いろいろ工夫して楽しんでもらえるように頑張っていましたよ!
再来週も開催予定なので、またプログラムをねっていきます。

9月には札幌市の共催で清田区体育館で開催します!
詳細はこちら↓
http://hokutoku.net/gg/?page_id=18
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