札幌キャンパス情報

札幌キャンパスの情報

札幌校 講義の様子

後期の授業もあと少し。学生さんもまとめの時期に入ってきています。
札幌校では、知的障害児の神経心理学という講義でグループで発表してもらいます。

最後の発表に向けて、学生さんが積極的に話し合う姿をパシャリ。
今回のテーマは、視覚認知特性を踏まえた漢字の学習方法です。
フロスティグ視知覚発達検査とWISC-Ⅳの結果から、各グループアイディアを出し合います。
このグループは、筆ペンでカラフルに、イラストを用いた教材を作成中。

話し合いの途中でアナと雪の女王の歌が聴こえてきました・・・・どんな学習方法を考えたのか、来週の発表が楽しみです!

*文字の学習におすすめの筆ペン
筆は力の加減により、線の太さ、濃淡が変わるるので、書いている最中の腕や指の動きを、視覚的に捉えやすくなります。
習字で使う筆だと、腕を空中で動かすので、腕のコントロールの基盤となる肩甲骨や肩周りのトレーニングにもなります。
筆ペンはいろいろな種類が出ていますが、実際の筆のような感触なのは、ペンテルの筆タッチサインペンや、100円ショップのキャンドゥに売っている筆ペンがおすすめです。
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札幌校の臨床スペースのクリスマスツリー

臨床スペースの玄関の近くには、クリスマスツリーが飾られています。活動に参加している子どもが作った手作りのオーナメントもあります。


今回は、年末の特別支援専攻生は、どのように過ごしているのかをお伝えします。

大学は10月から2月までの後期授業にあたり、年内は12月25日(金)までで終わり、年明けは1月4日(月)から授業が再開されます。

北海道の小学校から高校までのお休みと違って、ずいぶん短いですね。

この間に帰省する学生は、実家に戻って短い冬休みを過ごしますが、すぐに大学は始まるため、帰省せずに郵便局や飲食店などでアルバイトをして働く学生もいます。

 そしてこの時期に一番忙しいのが卒論を抱えた4年生です。今年度の卒業論文の締め切りは1月29日(金)、毎年1月末日の平日と決まっていますので、これからが追い込みシーズンです。この気持ちはおそらく受験生と一緒ですね。卒業論文のテーマは一人ひとり異なるオリジナルであるため、大学の研究室毎に割当られている演習室で論文を書き進める人、自宅のパソコンで取り組む人など様々です。

特別支援教育専攻では、卒業論文の仮提出が12月25日(金)のため、この写真のクリスマスツリーを見て、一部の四年生はため息をついているようです。仮提出までは全力で取り組み、提出後にはアルバイトをして、年始に少し休みをとるゼミ生もいます。やるべき時には集中して取り組み、少し休む時間やリラックスタイムを確保することも、ストレスとうまく付き合うコツなのでしょう。



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戦後の北海道特殊教育の実践資料の寄付を受けました(札幌校)

2015年11月11日に市澤豊先生から戦後の特殊教育に関する貴重な実践資料が、札幌校の特別支援専攻に寄付されました。
持ち込まれた段ボールを開けて3年生のゼミ生と本棚にしまいながら、半世紀以上の特殊教育の実践の積み上げがあって今があるのだと実感しました。このような貴重な資料を間近に見ることができ、特別ニーズ教育史・障害児教育史を専攻して良かったと改めて思いました。

内容は、北海道各地の特殊学級の実践報告書(1960年代など)、北海道精神薄弱養護学校協議会(北精研)の会報(1979−1980)北海道教育庁学校教育課の特殊学級の手引き、各種障害児教育手引き(昭和40−50年代)などです。写真の他にも本棚半分ほどの資料を所蔵することになりました。図書館への移管は今年度は難しいのですが、今後は視野に入れて検討したいと思います。

資料は貸し出しは致しませんが、閲覧・複写(撮影)は可能ですので、ご興味のある方は千賀まで事前にご連絡下さい。




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初めてのバーベキュー交流会

報告が遅くなりましたが、9月末日に札幌キャンパスの専攻教員で初めて行ったバーベキュー交流会の写真を掲載します。

ここ数年の傾向として、夜は現職教員等の大学院授業もあるため、専攻教員の予定を合わせるのが難しくなってきました。
そこで今回は、後期授業が始まる前のお昼の時間帯に、バーベキューで交流会をすることになりました。

外はあいにくの雨でしたが、本格アウトドア派の安井先生がテントやバーベキューセット、炭を用意してくれたこと、屋根付きの場所だったことが幸いして強風のなかでも美味しくできました。

今回は、若手の池田先生のご結婚をお祝いしながら、ノンアルコール(0.00%)ビールや炭酸水を片手に楽しい時間を過ごしました。

悪天候のため校内には学生さんの姿が見えませんでしたが、後期も協力・連携しながら特別支援教育専攻にしたいと話し合っていました。
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札幌校のオープンキャンパス8/1を終えて

8月1日(土)の札幌校オープンキャンパスでは、午前中に立ち見が出るほど沢山の方々にご参加いただき、ありがとうございました。午後も合わせて昨年よりも多くの参加があったようです。

当日紹介した在学生の手書きのメッセージ(①特支専攻で良かったと思う事、②3年後の自分)は次のようなものでした。
「夢だった特別支援学校の先生に近づいているという実感が湧くような興味深い講義が沢山あって楽しいです!人と人との結びつきが強い良い専攻だと思います!!」(2年男子)
「子どもたちと関わる授業や活動がたくさんあって勉強になるし、とても楽しい。」(2年女子)
「特別支援教育専攻は仲が良くて楽しいですよ!ちゃんと勉強もできます。特支に入ったら私がかわいがります」(2年女子)
「勉強の機会がたくさんあって、充実した毎日がすごせまあす!友達も先生とも円満な関係が気づけます。(3年後は)子どもたちと充実した笑顔あふれる毎日をおくりたいです」(3年女子)
「みんな仲良しです!また先生方がおもしろいので楽しく学べます。(3年後は)子どもたちと楽しく過ごしたい。教師として成長していきたい!」(4年女子)
「実践的な活動を沢山することができます。学生と先生の距離も近い。設備が豪華!(3年後は)先生として働いていたいです。教材づくりがもっと上手くなっていたい・・。未来は明るいはず(^0^)」(4年女子)

次に、受験生や保護者が気になっている教員免許について少し説明します。

特別支援教育専攻は、小学校の教員免許と特別支援学級の免許が必修になっていますが、学生さん達の多くは中学校や高校、数名が幼稚園の免許も取得して卒業していきます。

中学校・高校の免許は選択ですが、様々な教科から選ぶことができますが、理科は実験の時間が長くてうまく時間割が組めない人が多く、ほとんどの人は理科以外を選んでいるようです。おおよそ国語、社会、家庭科、数学に分散しているようです。

今年から主要教科に加えて、音楽・体育・美術の免許も札幌校で取れるようにカリキュラムが改善されました。特別支援学校や特別支援学級の教員は、様々な教科専門を必要とする領域でもあり、とくに特別支援学校の高等部では特別支援の免許保有者が不足しており、就職の機会も期待できます。

実は特別支援教育専攻に入学しなくても、他専攻生でも選択(副免許)で特別支援学校の免許を取る仕組みがあります。実際に札幌校では毎年30−40名の他専攻生が自主的に選択しています。しかし、充実した専攻用の臨床スペースで1−2年生のうちから障がいのあるお子さんの指導の機会があり、3−4年生で特別支援の専門の先生のゼミ(研究室)に入れるのは特別支援教育専攻生ならではの恵まれた環境です。

特別支援教育専攻の学生同士の学び合い、先輩後輩との交流は、卒業後の教員人生にとっても財産となる人脈になるでしょう!
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8月1日はオープンキャンパスです

8月1日(土)午前の部:10時〜11時半頃
       午後の部:13時〜14時半頃 @札幌校205教室

 特別支援教育専攻の教員が直接ガイダンスいたします。
 普段はなかなか見る事のできないプレイルーム、臨床スペース、教員研究室、学生達がゼミや教材作り、実習の準備をしている学生演習室を訪れる学内ツアーも行います。
 
 国立大学のため平日はいつもオープンにキャンパスを訪れる事ができますが、特別支援教育の教員や学生が普段過ごしている場所を見学できるため、受験生や保護者には毎年大変好評の企画です。
 また、大学の食堂でお昼ご飯を食べたり、各専攻の学生が直接受験生の質問に答えるコーナーも用意されていますので、どうぞお越し下さい。  
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卒論デザイン発表会

今年も5月28と30日の2日間(16:30-18:30)、卒業論文のデザイン発表会が行われました。
今年は全ての発表が、ほぼ時間通り行われるとともに、学生の皆さんからの質問もたくさん寄せられるなど、熱心な質疑応答が続きました。
研究の成果に期待が持てます!



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